課題
吊り下げ塗装したいが、洗浄工程で有底部品の内部に水が滞留してしまう

底面のある有底形状の部品について、上部からハンガーで吊り下げて吹付塗装を行いたいというご依頼をいただきました。しかしハンガーの取り付け穴が部品上部に位置しているため、塗装前工程の洗浄・水洗い工程で内部に水が浸入・滞留してしまう構造上の問題がありました。内部に残留した水分が抜けない状態では、塗膜の密着不良や塗装ムラの原因となるため、そのままでは塗装工程へ進めることができない状況でした。
工業吹付塗装.comなら、こう解決します!

お客様に部品の使用用途・強度要件・外観要件を確認した上で、外部から視認できない部位に水抜き穴を追加加工することを提案しました。穴の位置・径は排水性と部品機能への影響を考慮して選定し、お客様の承認を得た上で施工しました。これにより洗浄工程後の内部滞留水が確実に排水できるようになり、塗装工程への移行が可能となりました。設計段階では想定されていなかった工程上の制約を、加工提案によって解決した事例です。類似の有底形状部品では、設計初期段階から水抜き穴の配置を考慮いただくことで、同様のトラブルを未然に防ぐことができます。