課題
小型・軽量で仕掛け穴もない樹脂部品は、吹付塗装も乾燥炉通しもできない

小型・軽量の樹脂部品の塗装において、複数の工程上の問題が重なって発生しました。エアスプレーによる吹付塗装では、塗装時のエアー圧で部品が台座から飛散してしまいます。また、仕掛け穴がない形状のため、吊り下げ方式での塗装も対応不可でした。さらに乾燥工程においても、仕掛け穴がないため乾燥炉への通しができず、仮に穴を追加加工したとしても、部品の材質上、乾燥炉の熱で変形・溶融してしまうという問題があり、塗装・乾燥のすべての工程で課題を抱えた状況でした。
工業吹付塗装.comなら、こう解決します!

当社は、二つのアプローチで対応しました。一つ目は、部品形状に合わせた専用治具を設計・製作し、飛散防止と安定保持を両立させた上で吹付塗装・乾燥工程を実施する方法です。治具により炉内での固定も可能となり、熱による変形リスクも回避できました。二つ目は、刷毛塗りを採用する方法で、治具製作コストをかけずに、塗装・乾燥を完結させることができます。部品の形状・材質・コスト条件に応じて最適な手法を選択できる対応力が、今回の課題解決につながった事例です。